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三国志31 関雲長の投降の巻 

曹操はまず、袁紹が攻めてきたので曹操軍の大半がそちらに移動したと嘘の情報を流し、関羽を下ヒ城から誘い出します。
ところが罠を張っておいて関羽を完全に包囲して退路を断った後、関羽と顔見知りの張遼を関羽の元に差し向けるのです。

関羽は曹操に騙されて誘い出されたことを察し、投降をすすめにきた張遼に自分には死ぬ覚悟ができているから帰るようにと言います。
それを聞いた張遼はそれでは関羽が三つの罪を犯すことになると言うのです。
その三つの罪とは・・・

一つ目はもし劉備が生きていた場合、生死を共にせんと桃園で交わした義兄弟の契りに背くことになる罪。
二つ目は劉備に家族を任されながら、これを敵中に放り出したまま死んでは主君の信頼に背くことになる罪。
三つ目は天下を憂い、漢王室を助けんと立ち上がりながら、いたずらに死地に赴くのは義に反する罪。

張遼はここはまず、曹操に下り、劉備の二人の夫人を守りながら劉備の消息を求めるべきではないかと説きます。
関羽は少し考え、そして曹操に投降するにあたっての三つの条件を出すのです。
その条件とは・・・

一つ目は関羽は曹操に降伏するのではなく、漢王朝に降伏するのだということ。
二つ目は劉備の二人の夫人の安全を約束すること。
三つ目は劉備の居所が分かり次第、劉備の元に馳せ参じるということ。
曹操は三つ目の条件にだけ異を唱えますが、張遼の曹操が劉備にも増して関羽を厚遇すればいい・・・という言葉に動かされ、これを了承します。

こうして関羽は曹操の家臣となりました。
桃園三兄弟はみんなバラバラとなってしまいました。
次回は曹操が関羽の心を自分に向けようとしてあれこれ心を砕きます。
さて、関羽の心はいかに?

■劉備との誓いがあるので、劉備の為にこれからも生きる。
■曹操の方が天下統一に近そうだし(どう見ても)、曹操が優遇してくれるなら曹操と共に生きる。
■誓いとか待遇とかは関係なく、ただ劉備を愛してしまっている・・・。
いや、絶対三番目だと思うのはアタシだけではないと思うのですが・・・。

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[ 2005/11/20 12:25 ] 三国志31~40 | TB(0) | CM(3)
張遼と関羽はそういう関係だったのですか・・・。
顔見知りってどういうことかと自分で書いててちょっと謎でした。

関羽が劉備に惚れていたように、曹操も関羽に惚れているんじゃないかと思うくらい、関羽のことを高く評価していたと思われます。
ただでさえ、人材収集の気がある曹操ですから、関羽のことは是非とも自分のものにしたかったのではないでしょうか。

劉備は初めて小沛にいた時に一人目の奥さんの甘夫人と結婚しています。
それから劉備が徐州入りした時に、元は陶謙の部下だったビ竺が劉備に従うようになり、妹のビ夫人を劉備の側室にしたようです。
劉備は二人の夫人に先立たれた後、もう一回結婚します。
タブン後に出てくると思います。
[ 2005/11/21 11:35 ] [ 編集 ]
蒼天航路の中では張遼は21歳の時に、呂布と関羽の一旗打ちを見て、青龍刀を自身の武器に選ぶのですが、関羽の事を高く買っていたんでしょね。

やはり関羽も乱世の偉人で間違いないですね。
[ 2005/11/20 23:08 ] [ 編集 ]
私の好きな張遼がでてきました。
関羽と同じく、武力以外の能力も高いバランスのとれた武将でした。

関羽は絶体絶命の立場にも関わらず強気な条件を出しますね。
そしてあの短腹な曹操がその条件を飲んだことに驚きです。

劉備は二人も夫人がいたの?いつのまに?
旗揚げ前からいたとか?
[ 2005/11/20 13:22 ] [ 編集 ]
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私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
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■三国志演義
■吉川三国志
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