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三国志24 呂奉先の最期の巻 

下ヒ城は内外ともに水浸しになりました。
そして呂布はふと水面に映った自分の顔に気がつきます。
あまりにも目がくぼみ、精気を失くしたその顔を見て、このままではいけないとやっと気付き、自分も含め城内に酒禁止令をだすのです。

ところが部下の中に呂布の馬を盗み、それを手土産に曹操軍に寝返ろうとしたものがいました。
別の部下がそれを見つけ馬を取り返して城に戻ると、それを聞いた諸将たちが酒を持って祝いにきました。
しかし馬を取り返した部下は禁酒令のことが気にかかり、呂布のもとに報告しにいくと、呂布は酒を禁じたはずだと言ってその部下を棒叩き50回の計にしてしまったのです。
そしてその部下はそれが原因で呂布に恨みを抱き、仲間と一緒に馬を連れ曹操に寝返ってしまいました。

曹操はいよいよ総攻撃をかけました。
夜明けから始まった攻撃はいつのまにか夕陽が落ちようとしていました。
朝から戦い詰めだった呂布もさすがに疲れ、いすに座るとすぐに深い眠りについてしまいました。
すると部下の宋憲が呂布をそのまま縄で縛ってしまったのです。
すぐに白旗が振られ、下ヒ城はあっという間に曹操の手に落ちました。

呂布とともに捕らえられた陳宮は即斬首にされました。
そして曹操の前に引き出された呂布は、自分は曹操に役立つことができる。曹操が大将、呂布が副将となれば天下は思いのままだと言い出します。
曹操が劉備に意見を聞くと劉備は、呂布は養父丁原と董卓をも殺した男なのだ、と改めて呂布を助けることへの危険性を説きます。
こうして呂布も斬首となりました。
三国志一最強の武将であり、裏切りの連続で乱世を生き抜いてきた呂布でしたが、皮肉も部下の裏切りにあってその生涯を終えたのです。

こうして呂布を討った曹操と劉備でしたが、共通の敵がいなくなれば、敵対しだす・・・というのが世のならいですね。
次回は少しずつそれが見え始めてきます。

呂布の愛馬は赤兎馬といわれ、赤くて大きな馬でした。
一日に千里走ったと言われる名馬です。
この赤兎馬、後にまた出てくる・・・予定です。

今回の感想をドウゾ。
■やっぱり仲間や部下は大事にしなければいけないねぇ。
■劉備、虫も殺さぬ人の良さそうなふりして、言う時は言うのね?
■呂布が死んでしまったことがひたすら悲しくて食事も喉を通りません・・・。

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[ 2005/11/14 19:43 ] 三国志21~30 | TB(0) | CM(3)
(-_-;ウーンいろいろ意見が出てますね・・・。
これも呂布だからこそ・・・なんでしょうね。

ちなみに陳宮は曹操と顔見知りです。
呂布と知り合う前に曹操が董卓暗殺に失敗して、逃げているところを陳宮が助けたことがあります。
その時陳宮は一旦曹操についていくことを決めるのですが、逃亡中の曹操の残虐な行いを目の当たりにして、これではとてもついていけないと(曹操が寝ている時に殺すか迷ったと思いますが結局殺さず)自分だけ姿を消します。
彼の運命はこの時に決まってしまったのかもしれません。
[ 2005/11/15 10:57 ] [ 編集 ]
いやーあちゃさん、蒼天航路に出てくる呂布とは、まったく違いますね。蒼天航路に出てくる呂布は、ある意味曹操から好かれているんですよね。
蒼天航路の曹操いわく「呂布は絶性の美女である」と言わしめる位の好かれようなんです。
ただこれは、呂布が本物の強さを持っていることへの曹操なりの賛美で、敵味方関係なく才能に対する評価な訳ですが、蒼天航路の中では呂布は武人として厳格に死にますね。やはり、ここにわたくしの知らない呂布がいますね。
うーん、次回が楽しみですね!
[ 2005/11/15 02:59 ] [ 編集 ]
呂布は人間味のある自分の野望に純粋な男ですが
馬を取り返した祝い酒に何故!棒叩き50回の刑なのか!
呂布はひどい目に会いまくってますが
その種はやはり呂布が撒いていると思います。
因果応報でしょうか。

呂布は危険だから斬るというのは解かるとして
陳宮を斬るのは勿体無い!
たしか知力がそこそこありましたよ、彼は。
[ 2005/11/14 21:41 ] [ 編集 ]
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三国志


私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
第一話から読む場合はクリック
ちゃんとしたものを読みたい方にはこちらをお薦めします。
■三国志演義
■吉川三国志
■北方三国志
■横山三国志(漫画)

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