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三国志21 劉玄徳小沛脱出の巻 

曹操に関する有名なエピソードがあります。
曹操が張繍を攻めに行った時のことです。(この戦いについては触れませんので詳しく知りたい方はこちら)
道中の百姓たちが軍勢を恐れて麦の刈り取りを放り出して逃げていたので、曹操は一歩でも麦を踏みつける兵がいればこれを厳しく斬首に処す、よって百姓たちは刈り取りを続けるように・・・という触れを出します。

しかし、あろうことか、曹操の乗っていた馬が突然暴れだし、麦畑に入って麦を踏みつけてしまったのです。
曹操は自分で決めた法を遵守するために自ら死罪を受けようとします。
しかし、郭嘉が
「『春秋』に法は尊き者に加えずという言葉があります。主公は大軍を統率する身、民衆も許してくれるでしょう。」
といって止めます。
しかし曹操はそれでは示しがつかないと自分の首の代わりに髪を切り落とします。
当時冠をかぶる為の長さの髪が必要だった後漢末期、髪を切るということは重罪を受けるに等しいことでした。

さて、話は戻ります。
小沛では事件が起こっていました。
劉備が曹操に向けて書いた『呂布討伐に参戦する』といった内容の手紙持った使者が途中で呂布の部下に捕まってしまい、それが呂布の手に渡ってしまったのです。
それを読んだ呂布は怒り、すぐさま小沛を攻めてきます。
曹操もそれを知りただちに援軍を送りますが、小さな小沛はあっという間に呂布の手に落ち、劉備は関羽たちともはなればなれになってしまい、家族もおいてただ一騎となって曹操の元まで逃げのびてゆくのです。
曹操は劉備の報告を聞くと、小沛を奪い返すべく劉備とともに出陣するのでした。

次回は呂布軍の中にいた陳親子が呂布から徐州も小沛も騙し取る話です。

曹操が髪を切ったことに対して、後世の詩人は曹操の話術深し・・・と綴っています。
さてあなたの意見はどれ?

■髪を切って免れるとはさすが曹操うまく切り抜けたな・・・。
■曹操は権力者だから当然法を守る必要はない。
■自分で決めた法なんだから守るべき。
しかしここで曹操が死んでは三国志の話が進みません。

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[ 2005/11/11 21:38 ] 三国志21~30 | TB(0) | CM(5)
おかえりなさい、あなろぐさん。
亀さんはやっぱり蒼天特有のキャラだったのですね。
その亀さんがどういう評価をしていたのがとても気になりますが・・・。
あぁ、やっぱり立ち読みしてこようかな・・・。
[ 2005/11/12 11:41 ] [ 編集 ]
あちゃさん、あちゃさんには言い忘れたのですが、実はプチ旅行に行っていまして、今戻りました。

そしてコメントを覗くと、おお!いたおさんと、蒼天航路の亀の話で盛り上がってるじゃないですか!

おほん..蒼天航路博士のわたくしがお答えしましょう。

あの亀は「礁の老長」という亀です。蒼天航路の中では、曹操と夏侯惇が幼きころともに遊んだという亀です。

これは多分正史にも演技にも出てこないと思うのですが、作家の王欣太さんの創作ではないでしょうか?曹操を主人公として取り上げた蒼天航路ですので、曹操をより客観的に批評できる何かが欲しかった想像します。

登場人物はやはり、反曹操、好曹操の目線しかもちあわせておりませんので、客観的に批評できる目線の何かに曹操像を語らせたかったのではないでしょうか?

それはすなわち、王欣太さんの曹操像ではないかと思うのです。しかし!蒼天航路が終わってました!悲しいー
[ 2005/11/12 02:25 ] [ 編集 ]
略奪する軍勢って・・・まるで北斗の拳の世界ですね。
そうすると曹操はラオウみたいな存在なのかな?
軍の秩序を保つために恐怖や恨みは一身に受けると。
そう考えるとちょっと好感が持てます。でもコワイ。
[ 2005/11/11 23:55 ] [ 編集 ]
いたおさんの曹操に対する好感度がまた下がってしまいました。
当時軍勢は民衆から略奪をしたり、畑を荒らしたりする軍もあったので、人々から恐れられていたと思います。
それで自分の軍を規制するための法だったと思うんです。
確かに処分の仕方が斬首って極端ですけどね。

[ 2005/11/11 23:35 ] [ 編集 ]
「法の遵守」、聞こえはいいですね。
ただ、法を尊ぶのなら安易な法はつくってほしくない。

当時の曹操がどれほど偉かったか知りませんが、曹操の
言葉がすぐそのまま法になってしまうことが怖いです。

麦を踏みつけてしまったのが曹操でなければ
その人は殺されていたんでしょうか。法の尊守ということで。

恐怖による統制が効果的だから厳しい法をつくるのだろうか…
だめだ…やっぱり曹操の部下になりたいとは思えません。
[ 2005/11/11 22:48 ] [ 編集 ]
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三国志


私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
第一話から読む場合はクリック
ちゃんとしたものを読みたい方にはこちらをお薦めします。
■三国志演義
■吉川三国志
■北方三国志
■横山三国志(漫画)

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