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西太后 大清定刻最後の光芒 


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私は今まで歴史関係の本は小説でないとおもしろくないと思っていました。
だから多少フィクションが混ざっていても小説仕立ての本を好んでいたのです。
この本は小説ではありませんが、そんな私のイメージを払拭してくれるにふさわしいものでした。
この本のおかげで今までGYAO系ドラマを見ていて不思議に思っていたいくつもの疑問が解決されました。

例えば西太后に対する呼び名です。
西太后というのは紫禁城内の西の建物に住む皇太后という意味。
当時東には東太后もおり、東太后が生きている間に彼女と区別するために使われた呼び名らしい。
東太后が亡くなった後は区別する必要がないのでその呼び名は使わなくなったようです。
中国語を勉強し始めたばかりの私の浅い知識では皇太后は中国語で『フォアンタイホウ』。
『康煕王朝』では皇太后はそのように呼ばれていたように思います。
なのに、『西太后の・・・』ではどう聞いてもそうは聞こえなかったのです。
かと言って『西太后』とも聞こえなかった。
だから勝手に他にも呼び名があるんだろうな・・・と思っていました。
しかし、この本によると西太后は宦官や官女には自分のことを『老仏爺様(ラオフォーイエ・仏様)』と呼ばせ、甥の光緒帝には『親爸爸(チンバーバ・実のお父さん)』と呼ばせていたらしい。
そう言われてみれば確かにそう呼んでいました。

その他にも八旗の仕組みや后妃のランク、皇帝の子どもの死亡率など、ドラマを見てきただけでは分からなかった疑問点が解けていきました。

しかし最後にショッキングな話も載っていました。
後に西太后の陵墓は革命軍に荒らされ、一緒に埋められていた金銀財宝だけでなく、遺体から服や下着までもが剥がされ、一説には屍姦を試みた兵士もいたとか・・・。
同時に乾隆帝の墓も暴かれて首を切り落とされたとか・・・。
そういや『ラストエンペラー』でそれを聞いた溥儀がショックを受けるシーンがあったけど、そんなにひどい内容だったとは・・・。

ちなみに西太后は『せいたいごう』でなく、『せいたいこう』と読むのが正しいんだとか。
最後までへー!!な内容でした。
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[ 2006/07/11 16:13 ] 歴史系テレビ・本 | TB(0) | CM(5)
国が違うだけでなく時代も違うから生活習慣も理解できないことって多いですよね。。。
水滸伝、長そうですね。
108人集まるという話ですか??
[ 2006/07/26 13:02 ] [ 編集 ]
知らないことばかりですf^_^; 僕は最近水コ伝を読んでますが、中国の生活習慣や風俗がわからなくて読みとばしてる所も多いんですよ(>_<)
[ 2006/07/24 19:23 ] [ 編集 ]
>ゆーくんまままさん
中国語聞き取れませんよー<( ̄- ̄)> エッヘン!
ピンイン、もちろんなかなか分かりません。
でもずーっと聞いてると特定の単語だけ分かるんですよ。
でもね、『皇上(皇帝)』とかだけ聞き取れても会話にはなんも役立たないでしょうね(TдT)。

>derskeさん
あちらの方のことは全く分かりません。
でも確か西太后の映画で東と西ではどっちが上なの!?と東太后が西太后に問い詰めるシーンがありました。
東太后が皇后なので東が正統らしいです。
[ 2006/07/14 23:25 ] [ 編集 ]
ありがとう!
ブロードの方までコメントをしてくださって頭が下がります。
東太后がいるのは知っていましたが、中国でも東西の対をたとえにするのでしょうね。
日本では東西南北ですが、向こうは東南西北と呼ぶと思ったので?
[ 2006/07/14 22:28 ] [ 編集 ]
東太后がいたんですね。しかもそれぞれ建物の名前だったは、知りませんでした。中国語が聞き取れるなんてすばらしい。そこまでいくとTV観ても面白いですよね。私も去年NHKラジオの「中国語講座」を何回か聴きましたが、ピン韻の段階ですでにGIVE UPでした。。。亜茶さんを尊敬しちゃいます~!
[ 2006/07/13 00:45 ] [ 編集 ]
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私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
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■三国志演義
■吉川三国志
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■横山三国志(漫画)

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