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三国志81 周公瑾の特効薬の巻 

周瑜が病に倒れたと聞いて孔明が見舞いにやってきました。
周瑜が薬を飲んでも全く効かないのだと言うと、孔明は大都督には効果抜群の薬を処方しましょうと笑います。
周瑜が不思議に思うと、孔明は紙に何かを書き、周瑜に見せます。
それにはこう書いてありました。

『曹操に火攻め良し 万事整えど東風を吹く』

それを見た周瑜は孔明が全てを見透かしていることに驚きます。
そして私の病の特効薬がありませんか、国家の存亡にかかわるのです・・・と頼みます。
孔明は少し考えると、三日三晩の東南の大風で足りますか?と聞くのです。
周瑜は三日三晩どころか東南の大風であれば一晩で・・・と言いかけ、その無理な願いに自分で落胆します。
しかし孔明は笑い、東南の大風をお望みなら長江南岸の南屏山(なんぺいざん)に『七星壇』を築いてください、壇の高さは9尺、三層に築いて120名の兵で囲み、私が壇上で祈り天より風を呼んで差し上げましょうというのです。
周瑜が信じられない思いでいると、さらに孔明は11月20日の甲子(きのえね)から11月22日の丙寅(ひのえとら)まで風を呼びます、いかがですか・・・?と続けます。
周瑜はすばらしい!!と叫ぶと寝床から飛び起き、孔明に抱きつき、そして魯粛にすぐに『七星壇』を孔明の指示通りに築くように言うのでした。

208年11月甲子の日の早朝、孔明は道士の衣服を身にまとい、髪を解き、裸足で七星壇に登りました。
天文・地理・気象に精通している孔明はこの時期に風向きが変わることを予知していたのです。
孔明は魯粛に準備してくれた礼を言うと、陣営に戻って出陣の準備をし、風が起こったらすぐに突撃するように言います。
魯粛がそれで陣営に戻ろうとすると孔明は彼を呼び止めます。
孔明は魯粛がいなければ孫劉両家の同盟はならず、そして自分もこの地で何度も助けられ感謝している・・・と礼を言います。
その割には悲しげな顔をしている孔明に対し、魯粛は、どうしたのですか、曹操を倒すのは両家の悲願です、当たり前のことをしただけですよ、と明るく返します。
もし風が吹かなかったらお許しください・・・と孔明が言うと魯粛は私は孔明先生の奇跡をこの目で何度も見てきました、今度もきっと風は吹くでしょう、と明るく笑って行ってしまうのでした。
全ては孔明の計画通りでした。
孔明はこの後趙雲の早舟で江夏に帰る手筈も整えていたのです。
そして魯粛とはこのまま別れることを予想しての挨拶でした。

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[ 2006/04/15 00:14 ] 三国志81~90 | TB(0) | CM(6)
>あなろぐさん
孔明は確かに異常ですが、蒼天の孔明が一番異常に思われます・・・(-_-;)
ランキング、おめでとうございます♪
そういや私も初めてあなろぐさんのところに飛んだ時はタイトルが気になったというのもありましたっけ。
確かに神戸の話はありませんでしたw

>結城さん
ただ戦い一辺倒の歴史より、ちょっとファンタジーもあるような歴史の方がやっぱりおもしろかったりします。
四天王・・・なんだか名前負けしてしまいそうですね(;´Д`A ```
ありがとうございます♪
その名に負けないように頑張って更新しなければ・・・(汗)。

>derskeさん
沢田研二・・・確かに影のある二枚目で、周瑜って感じしますねー。
でも希望としてはもうちょっと若い方がいいなぁ・・・。
周瑜、36で亡くなってるし・・・。

>いたおさん
過去の天気を調べたとか星を読んだとかいろいろありますが、まぁそういうことなんですよねw
でも孔明が風を起こしたってすぐに信じてしまうあたり、当時の人は現代よりも純粋だったのでしょうか?

>いっしーさん
孔明は度々いじわるしてますよねーw
きっとSだったに違いありませんw
それとも周瑜には殺されそうになってますから、仕返しでしょうか?w
[ 2006/04/18 15:00 ] [ 編集 ]
孔明も人が悪い。。(>_<)周ユの心中を見透かしたような会話ですが、役者が一枚上という描写ですねf^_^;
[ 2006/04/17 16:15 ] [ 編集 ]
なぜ孔明がゲームで風向きを変えられるのか解かってきました。孔明は風向きが変わるのを予知した。でも七星壇を作って祈りをささげたら、周りの人達は孔明が風をおこしたと思うでしょう。
そして呉から逃げる手はずも整えているとは。まったく隙がないですね。孔明恐るべし。
[ 2006/04/17 00:15 ] [ 編集 ]
って事で、私のイメージだと芸能人の場合
沢田研二なんですよ。ちょっとビジュアル系の
あの人、私生活では感情豊かで涙もろそうじゃないですか。
大河ドラマでやったら、イイと思います。
[ 2006/04/16 09:35 ] [ 編集 ]
私は風を呼ぶ、精霊達よ!と一昔前のドラえもんの映画だったらそんな事を言ってるかもしれないような、何か不思議なファンタジー要素の一つですよね、東南の風は。

お知らせがあります。誠に勝手ながらあなた様のブログをTHEbNの四天王ブログに認定させていただきました。これからもご活躍をお祈り申し上げます。
[ 2006/04/15 09:25 ] [ 編集 ]
この辺りのくだりはまったくわかりません。
でも逆に新しく読むので面白いですけどね。
孔明はでも異常ですよね
賢いけれど.....。

それとわたくしFC2のブログランキング
が最近20位内に入るようになりました。
神戸の日記と言うタイトルで騙してますけど
ふふふ、神戸の話はゼロです 笑
[ 2006/04/15 02:04 ] [ 編集 ]
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私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
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