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三国志74 呉の忠臣の巻 

黄蓋の傷は仰向けに寝れないほどひどいものでした。
孔明は魯粛に、これの半分を飲み薬に、残りの半分は体に塗るといいでしょうと薬を差し出します。
すると魯粛はそれを冷たい視線で受け取ります。
魯粛は孔明を恨んでいたのです。
呉の家臣達では周瑜を諌めることはできない、しかし客人の孔明だったら止めることができたのに・・・と。
魯粛が孔明を責めると、孔明はこれが計であり、自分があそこで周瑜を止めてはせっかくの計がだいなしだと答えます。
孔明は周瑜の動き一つ一つでこれが苦肉の計であること見破っていたのです。
しかし魯粛はいくら謀とはいえこれでは少しやり過ぎではないかと訴えますが、孔明は手心を加えては蔡兄弟でさえ騙せない、江東の願いを棒の一打一打に込めて、一人はその痛みを体に受け、もう一人は心に受ける・・・この二人の将帥が呉にいるからこそ江東に未来があるのです・・・と答えるのでした。

その頃、黄蓋は意識を取り戻していました。
そこへ参軍のカン沢(かんたく)が呼ばれて訪ねてきました。
黄蓋はカン沢にこれが苦肉の計であることを明かし、忠義の心を持ち弁も立つ貴殿に投降の書面を届けてもらいたい・・・と頼むのです。
曹操に投降の書面を届ける・・・これは曹操に苦肉の計であることがバレてしまえば、命の危険にも及ぶ危険な役目です。
それでなくても曹操は兵書に明るい策略にも長けた将帥として知られていたのです。
しかし、カン沢は老将軍(黄蓋)の苦しみを思えば私の命など捨てても惜しくはありません・・・とすぐに快諾し、その夜のうちに長江を渡って曹陣営に向かうのでした。

曹操が書物を読んでいると、呉の参軍のカン沢と名乗る男が内密の用があると言って来ていると報告がきました。
連れられて来た男は漁師の格好をしており、目隠しをされていました。
曹操の前に連れてこられると目隠しを外されましたが、曹操に対して挨拶もしません。
曹操が何の用だと聞くと、カン沢はさもえらそうに、曹丞相は賢者を求めていると聞いてきたが、聞くと見るとでは大違いだ・・・と吐き捨てるように言うのです。
そして、黄蓋が周瑜に辱められて帰順を誓った書面をわざわざ届けにきてやったのにこのような冷遇を受けるとは・・・とさらに曹操を挑発するのでした・・・。

ここで曹操が黄蓋の書面を信じてくれないと、周瑜と黄蓋の苦労は水の泡です・・・。

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[ 2006/03/06 23:59 ] 三国志71~80 | TB(0) | CM(5)
なんだよ、おいっ!!m9゚Д゚;)!!
ですよ、ホントに・・・w
いい事言うなぁ・・・って思ったのにぃ。
信じてください♪
[ 2006/03/08 00:23 ] [ 編集 ]
自分が大切と思うものを守りたい気持ちだ。
『大一大万大吉』という文字がある。
一人が皆の為働き、皆が一人の為に働く。
さすれば天下は幸せになるという。

この出来事もおおよそこんなものではないでしょうか。黄蓋が大万(一人万)、カン沢達が(大一)、そして結果はおのずと大吉に・・・なるといいですね(爆)。ですが私にはそういうものは・・・信じられんな(なんだよ、オイ)
[ 2006/03/08 00:03 ] [ 編集 ]
>いたおさん
私も書いてて思いました。
呉って忠臣が多いな・・・と。
やっぱり結束強いですよね??
ただ、孫権時代の終わりの方になると国内でいろいろもめたりもするようですけど。(実はあまり詳しく知りません。スミマセン(;´Д`A ```)
しかし、この赤壁時の呉軍はスバラシイ。
やっぱり敵が強大だとみんなで力を合わせないとね^^
>あなろぐさん
蒼天も同じでしたか・・・。
曹操は多分・・・ナニナニ???
この先読んでもらって同じだったら答えをください・・・。
『信長の野望』、今は功名が辻で戦国ブームが来ているのでとっつきやすいかもしれないですね^^

[ 2006/03/07 11:48 ] [ 編集 ]
この黄蓋の下りは蒼天と同じですね。
曹操はたぶん....。
いや、これは内緒ですね
しかし、いつも内容が濃いですね。
それとアドセンスに信長の野望
があるのが、いいなと思いました。
信長の野望面白いらしいです。
[ 2006/03/07 07:27 ] [ 編集 ]
呉には忠義の士が多いような気がしてきました。
乱世に裏切りはつきもの。
私はまだ三国志の全貌を知りませんが
魏・呉・蜀それぞれの国にもやはり裏切り者はいるのでしょうか。
魏・蜀は特出した人こそ多いかも知れませんが、全体の結束力は呉が一番固いのでは?と最近思ってきてしまいました。
[ 2006/03/07 00:42 ] [ 編集 ]
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私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
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■吉川三国志
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