スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[ --/--/-- --:-- ] スポンサー広告 | トラックバック(-) | コメント(-)

三国志71 孔明の十万本の矢の巻 

しばらくすると先ほどの小姓が曹軍の水上塞に着いたと報告に来ました。
船は灯りをともしました。
敵陣の目の前で灯りをともすなんて!と魯粛はさらに慌てて孔明に訴えます。
すると船上の楽隊が太鼓を打ち鳴らし、声を上げ始めました。
軍備もないのに攻撃の合図です。

さて、いきなり外が騒がしくなった曹操、呉の船が攻めてきたとの報告を受けて外に出ます。
しかし外は霧が濃くて呉軍がどれほどの数で攻めてきたのか分かりません。
曹操はこの霧の中では周瑜が伏兵をおいているかもしれないと考え、うかつに攻めず矢だけを射るようにと指示します。

曹操軍から攻撃を受け始めた孔明たちの船はにわかに揺れ始めました。
矢がつきささる音がします。
船の中にいれば安全でしょうが、外に出たらたちまち矢が突きささるでしょう。
卓の上の料理や酒も揺れています。
魯粛は落ち着きません。
曹操が船を出して攻撃してきたらどうするのかと孔明に聞きますが、彼は曹操は霧で迷うのを恐れて決して船を出してこないでしょう、私たちは酒でも飲んで霧が晴れるのを待ちましょう・・・と食事を始め、さらに船を川岸に近づけるように指示します。

船がさらに近づいてきた曹操軍は慌てます。
蔡に代わって曹軍の水軍大都督になった毛カイは水軍を出して迎撃するように曹操に進言しますが、彼はこれは周瑜の『誘兵の計』かもしれない・・・と慎重です。
そしてさらに弓隊を増やすように言うのです。

孔明の船は激しい攻撃を受け、揺れはますます激しくなります。
彼は船を旋回させるように指示しました。

しばらくして霧が晴れてきました。
孔明が外に出てみると、船に積まれたたくさんの藁人形にはたくさんの矢が突き刺さっていました。
一つの船に5、6千本は刺さっており、20艘で10万本は超えるでしょう。
孔明は船を引き上げるように指示し、兵達に
『曹丞相、矢をありがとう!』
と叫ばせました。

魯粛はまさに奇跡だと驚き、しかしどうして今日霧が出ると知っていたのかと聞きます。
孔明は
「先日将帥について話したおり、将たるものが天文に通じず、地理に暗く、陰陽を知らず、身を隠す術なく、兵の勢力を図れぬようではいけない・・・と言いました。あらかじめ今日長江に霧がたちこめることを予想できたので三日目の今日を期限としたのです。公瑾殿は私に10万本の矢を作るように命じたが一人でできるわけがないので私を殺す意図が感じられました。しかし私の寿命は天が決める、公瑾殿ではありません・・・。」
と微笑むのでした。

これが孔明の『十万本の矢』のエピソードです。
まさに『見えない兵』である霧を使ったわけですが、これが火矢だったらどうするのだ??と言った人がいました。
・・・どうするのでしょうねぇ??

■曹軍に火矢を射られて船が燃えかけるが雨が降ってきて鎮火。もちろんそこまで予想済み。
■曹軍に火矢を射られて船が炎上。そしてそのまま曹軍に突っ込み得意の火計。

72へ飛ぶ
スポンサーサイト

[ 2006/02/18 00:51 ] 三国志71~80 | TB(1) | CM(9)
>結城さん
実はこの回はあの中国電視台のドラマを元に省略して書きました。
矢をありがとう・・・のシーンはとても印象に残りますよね・・・。
なんだかとても好きなのですw

>いっしーさん
そう言われるとそうですね、彼に不可能はなく、案外なんらかの方法でやることも考えられますよね。。。中原回復以外は・・・(;´Д`A ```

>mansaku21さん
コメントありがとうございます♪
私は横山三国志はところどころしか読んでないので完全読破していないのです。
もし変わったエピソードがあったら教えてください♪
知れば知るほど三国志にはまっていく私です(;´Д`A ```
[ 2006/02/22 23:58 ] [ 編集 ]
はじめまして~。
いま横山光輝の三国志を読んでいるんですが、ちょうどこないだ、孔明が矢をとりにいったところでした。
孔明はなんだか何でもお見通しで、おっかないです。

三国志は面白いですね。また続きを読ませていただきに参ります☆
[ 2006/02/22 16:31 ] [ 編集 ]
そう言われると根拠がないですねf^_^;孔明に不可能はないということで。。
[ 2006/02/22 12:00 ] [ 編集 ]
中国電視台の三國志がBS2でやってた頃、丁度見たのがこの回でした。最後に全軍で言ってた『丞相、矢をありがとう!』のコーラスが非常に印象が強くて、このエピソードではいつもそれを思い出してしまいます。次の無双でこれがエピソードとして出ればと思いますが、その後船に何個もの矢増加アイテムが出現したらと想像してしまい、このネタは自己完結で終わらそうと思います(笑)
[ 2006/02/21 23:12 ] [ 編集 ]
>いっしーさん
エー・・・10万本以上の矢が飛んできてるのに当たらないんですか??w
孔明が風でも呼んで火が消えるとか?(= ̄∇ ̄=)

>derskeさん
鋭いですねー、derskeさん。
実は最初は歴史部門のみに絞っていたのですけど、競争率の低い部門は来る人の数も少ないことに気付いたのです。
それで部門を分けてみたんですけど。。。順位が低すぎて全くアクセスが増えませんでした。
今は試しにFC2ランキングだけ主婦部門にしています。主婦部門は競争率も激しい代わりにアクセス数も多そうです。

>あなろぐさん
いやー、なんかそんなに誉められる程のことはないので逆に恥ずかしいです。
でも2つではなくて3つなんです。
69話から続いている話です。
大好きなシーンは書いているうちにとても長くなってきてしまいます・・・そしてそんなちゃんと考えずに適当に分けました・・・ヾ(´ε`*)ゝテヘ

>いたおさん
霧が濃くて火がつきにくい・・・なるほどーーー素晴らしい解釈ですね。
そうですね、もうそれしか考えられないくらい説得力があります。
今回の話は演義でのエピソードですが、正史は記述のみでストーリーがないので実際のところは誰にも分からないのが残念ですね。
[ 2006/02/19 00:41 ] [ 編集 ]
孔明凄すぎ。でもこれは演義なんですよね?
演義を知れば知るほど史実にも興味を持ってしまいます。どれほどのギャップがあるのでしょう。

何故火矢ではなかったのか。それは霧が濃くて湿度が高かったために火付きが悪かったからなのかな。強引に理由とつけるとすると。

魯粛が孔明の手のひらの上で転がされてますね。
おまけに臆病です。でもそんな魯粛が好きです。
[ 2006/02/18 23:39 ] [ 編集 ]
賢い!孔明は賢い!
面白いですね、この辺りのお話は
なるほどねー、いやこれ大変勉強になりました。
文章組み立ての明恵知りました。
2回にわけて読ませますね、姫
そして、オチも完璧です。
この手法頂きました。
有り難う御座います。
[ 2006/02/18 21:41 ] [ 編集 ]
も、だいぶ上がってきましたね。
ジャンルを絞った効果アリですか。
思い切ってタイトル、テンプレをリニューアルした事が大正解でしたね。
物語の展開も続きを読みたくなる、いい段落の切り方だと思います。
[ 2006/02/18 21:32 ] [ 編集 ]
 なるほど!火矢とは考えませんでした(><)どうするんでしょうね。演義の作者のことだから火矢が当たらないとか。。
[ 2006/02/18 10:25 ] [ 編集 ]
コメントの投稿













管理者にだけ表示を許可する
この記事のトラックバックURL
http://acha22211.blog32.fc2.com/tb.php/134-8fd9392a

 「17歳バトン」をTBさせていただきます。いつもお世話になっている感謝の気持ちが半分と好奇心が半分です(笑) 勝手な申し出ですので、都合が悪い方は遠慮なく辞退下さって構いません
[2006/02/19 00:17] 桃園結義
三国志


私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
第一話から読む場合はクリック
ちゃんとしたものを読みたい方にはこちらをお薦めします。
■三国志演義
■吉川三国志
■北方三国志
■横山三国志(漫画)

プロフィール
広告
ブログ内検索
訪問ありがとう

ブロとも申請フォーム


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。