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夏姫春秋 

ちょうど一年くらい前ではなかったかと思います。
新聞に宮城谷昌光さんという作家さんが三国志を書き始めた・・・という記事が載っていたのです。
それを読んだ時にある人と、今から三国志書き始めたら一体いつ終わるんかいな・・・という話をしたのです。
それから一年後・・・なんとその話をしてた張本人が宮城谷シリーズにはまってるではないですか・・・。
私は知らなかったのですが、宮城谷さんという方は『重耳』や『太公望』をはじめ、あの孔明が自らを例えたという『管仲』『楽毅』などたくさんの歴史作品を書かれていた大作家先生だったのです。(宮城谷先生、ゴメンナサイ)
そしてその宮城谷ワールドにはまった知人はことあるごとにそのおもしろさを私に語ります。

私は実は人に大変影響されやすいのです。
かといって人に言われたからすぐ飛びつくわけではありません。
少しずつじわじわ・・・と心の中に浸透し、次第に心の中を占め始め、そしていつのまにか手を出してしまうのです。

その手始めがこの『夏姫春秋』です。
とっかかりは夏姫に絡んだ男達が次々と不幸になるというおもしろそうな内容と、『春秋』はあの関羽の愛読書であったという興味からです。

春秋時代は『三国志』よりも前の『項羽と劉邦』よりも前の『秦の始皇帝』よりもずっと前の時代のようです。
その頃は三国どころか、小さな国がたくさんあって、そして君主の力が弱く、臣下の時代が強い時代であったように思います。
だからたとえ君主の子どもであっても、愚君だと臣下に殺されたり強国に攻め込まれたりあるいは中途半端に賢君だと臣下にうざがられたり・・・と油断できません

夏姫はそんな時代の鄭という小さな国の公女として生まれますが、実兄の恋人となり、そしてそれを知った他の男達にも・・・。
そしてその噂を知った父親が醜聞を嫌い、彼女を他国に嫁がせるのですが、それからも美しい夏姫には(と周りの男にも)いろいろ起こります。

夏姫の話というより、その周りの歴史背景が多々出てきますが、これがまたはまります。
いろんな人間のいろんな思惑と政治が絡んでくるのです。

夏姫に関しては息子の話が切ないです。
息子を思う夏姫のせいで逆に不幸になってしまう息子・・・。
さすがの彼女も後悔したことでしょう、でももうちょっとなんとかならんかったのか・・・。

あとは三国志に出てきた故事が出てきました。
楚王が宴を開いているとふいに部屋の明かりが消え真っ暗になりました。
すると楚王の妾の一人が「誰かが自分にいたずらをした、とっさに冠の紐を切ったから明かりがついたら見つけ出して処罰して欲しい」と楚王に頼みます。
しかし楚王は酒を飲ませたのは自分であるからと犯人を見つけるようなことはせず、その場で全員に冠の紐を切らせて犯人が誰か分からないようにするのです。
後に楚王はその犯人に命を助けられることになる・・・という話です。
三国志のどこで出てきたのか忘れましたが・・・。

私がすっかり宮城谷ワールドにとりこまれた頃、私を陥れた張本人はなんと『24』にはまっていました。
まさかまたそれも・・・?(;-_-;)ビクビク
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[ 2006/02/08 14:24 ] 歴史系テレビ・本 | TB(0) | CM(5)
>いっしーさん
絶櫻の会かー、名前までついてるんですね。
李儒は確か呂布を誘った人ですよね。
でもその絶櫻の会を話したシーンが思い出せない・・・。

>derskeさん
確かに美談ないですね・・・。
今語るとしたら根性大根とかかしら?w
大根を見習いましょう・・・みたいな??ww

>いたおさん
本の内容を話せるともっとわかりやすいと思うんですけど、ネタバレを避けようとするとどうもわかりにくくなっちゃうんですよね、、、スミマセン。
今後もうちょっとわかりやすい文章を心がけるようにします。

>あなろぐさん
天空の舟・・・そうかもしれません!!
おお、同居人さんがはまってますか・・・。
とっつきにくいんですけど、読むとはまるんですよーーー。
[ 2006/02/09 23:06 ] [ 編集 ]
宮城谷昌光って、天空の舟の人ですか?
宰相伊尹が夏王朝から商王朝への革命を成功させた話を書いた人ですかね?
もしそうなら、今同居人がはまってます。
[ 2006/02/09 03:14 ] [ 編集 ]
話の内容が高度すきます。私の頭がついていかない・・・
[ 2006/02/09 02:05 ] [ 編集 ]
語られる、話題が現代にあるかどうか
美談って最近無いですね。
[ 2006/02/08 23:39 ] [ 編集 ]
たしか絶櫻の会という故事ですね。李儒がトウ卓に言った場面かと。。
[ 2006/02/08 17:05 ] [ 編集 ]
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三国志


私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
第一話から読む場合はクリック
ちゃんとしたものを読みたい方にはこちらをお薦めします。
■三国志演義
■吉川三国志
■北方三国志
■横山三国志(漫画)

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