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三国志58 長坂橋の張翼徳の巻 

その頃張飛は長坂橋で馬に乗ったまま一人曹操軍を待ち構えていました。
趙雲を追いかけてきた曹操軍は立ち止まります。
曹操が様子を伺うと張飛の後ろの丘の向こうからたくさんの土煙が立ち上っていました。
それを見た曹操はこれまで孔明の計にかかった経験から張飛の後ろには孔明が罠として伏兵を置いているのではないかと警戒するのです

その上張飛が大声で『燕人張飛ここにあり!!一騎打ちをしたいものは出て来い!!』としきりに怒鳴ります。
その声は地響きのように震えわたり、彼のその様子はまるで鬼神のようです。
曹操軍の記憶に以前関羽が投降して曹操軍にいた時のことが浮かびます。
『弟の張飛だったら百万の敵軍の中から大将の首を取ることなど、袋の中の物を取るがごとくであろう』と言った関羽。
顔良・文醜を討ったあの関羽より強い(らしい)張飛が今目の前にいて、一騎打ちをしきりに誘っているのです。
自分から進み出るものは誰もいませんでした。
それどころか、張飛のそのあまりの恐ろしさに曹操軍の部下の一人が口からなにやら吐いたかと思うと馬から落ちてそのまま死んでしまったのです。
それを見て驚いた曹操軍は次々と逃げ出します。
曹操自身も伏兵を恐れてそのまま攻めることができずに結局曹操軍はひとまず退却するのです。

張飛は戦わずして曹操軍をひかせたのでした。
実は張飛は孔明に少し影響されていました。
戦いには知も必要だということに気づいたのです。
それで曹操が来る前に自分の部下に馬の尻に枝をつけて走らせて土煙をあげさせ、さも伏兵が隠れているかのように見せていたのでした。

しかし、張飛はひとつ失敗をしてしまいました。
そのまま何もせず劉備の元に戻っていればよかったのです。
曹操がまたやってきても罠や伏兵を恐れてうかつに近づかなかったかもしれません。
しかし張飛は曹操たちが引き上げると曹操軍が渡って来れないようにとすぐ長坂橋に火をかけてしまったのです。
曹操は長坂橋が燃えているのを知るとこの先に罠がないのを悟り、すぐに橋をかけさせて追撃を始めます。
そしてとうとう劉備軍の姿を認められるところまで追いつくのでした。

最期のツメが少し甘かったですが、でも張飛もツワモノです。
曹操の大軍を一人で引かせたのですから。
攻められてたら終わりです。
さて、評価はどうしますか?
■大変よくできました。
■もう少し頑張りましょう。

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[ 2006/01/13 23:46 ] 三国志51~60 | TB(1) | CM(5)
>いたおさん
(-ω-;)ウーン アタシもイメージ的に関羽の方が強そうな気がするのですが・・・。
結城さんの言うとおり、酒の力とか・・・?w

>愛さん
コメントありがとう。
恥ずかしい写メとはどんな??(* ̄□ ̄*;

>いっしーさん
早速飛ばせて頂きました。
このシーンは史実だったのですねー。
翼徳は子孫がつけた字だったのかしら??

>結城さん
張飛自身が燃えてるんですか・・・ww
確かに喧嘩好きで酒好きっていうと強そうです。
でも関羽の方が強そうなのにーーー!
[ 2006/01/14 17:28 ] [ 編集 ]
無双では必ずハイライトになる部分ですわな。
それも、張飛自体が燃えてますからね。
いたおさんが書いている通り、張飛と関羽では
シミュレーションの『三國志』において差があります。
これは多分喧嘩好きだからじゃないかなぁ。あとは
酒の力で+1の補正を掛けているとかそういう事じゃ
ないですかね。
[ 2006/01/14 10:08 ] [ 編集 ]
張飛の名場面ですね^^ その後の蜀にはこんなパフォーマンスができる武将がいなくなったのが淋しいです。。

関係記事をTBさせていただきます!
[ 2006/01/14 09:55 ] [ 編集 ]
http://blog.livedoor.jp/ai_kojima2000/写メもあるので恥ずかしいケドがんばって作ったので見に来てください!
[ 2006/01/14 00:49 ] [ 編集 ]
凄いぞ張飛!今までで最高の活躍ではなかろうか!
しかし最近疑問があるのです。
ゲームでは
張飛 99
関羽 98
という武力です。

関羽は名だたる将を幾人も討ってますが
張飛は誰か討ち取りましたっけ?
三国志を最後まで知らない私が言えることではないですが

ひょっとして張飛より関羽のほうが強いんじゃないの?

と最近思ってしまうのでした。
[ 2006/01/14 00:13 ] [ 編集 ]
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18話 「興亡三国志」四巻を読んでたら、張飛の子孫の話が出てきました。(29P)張飛が曹操の大軍を一人で足止めしたという長坂橋も今はなく、(ちなみにこのエピソードは正史にも載っ
[2006/01/14 10:09] 桃園結義
三国志


私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
第一話から読む場合はクリック
ちゃんとしたものを読みたい方にはこちらをお薦めします。
■三国志演義
■吉川三国志
■北方三国志
■横山三国志(漫画)

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