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月別アーカイブ  [ 2007年01月 ] 

三国志95 孫仲謀の美人計の巻 

母親同然の呉国太に泣かれた孫権はうろたえ、これが荊州を取り戻す為の周瑜の計略であり、実は結婚を餌に劉備を呼び寄せ殺してしまうつもりだったのだと白状します。
それを聞いた呉国太は娘を『美人計(つつもたせ)』に使うつもりだったのかとたいそう腹を立てます。
それでなくても劉備は呉に上陸してからここまで孫権の妹との結婚を触れ回ってきており、このまま劉備を殺せば彼女は嫁入り前に後家と見なされ、今後他の縁談も難しくなるかもしれません。
その上こんな方法で荊州をとるなんて呉が天下の笑いものになると呉国太は大反対です。

それを聞いていた喬国老が、こうなったら本当に結婚させてしまえば恥ももかかず世間体も繕える・・・そう言い出すと、孫権はかわいい妹を敵であり尚且つ親子程も歳の違う劉備に嫁がせるなんてとんでもない!と反対します。
しかし劉備は漢王室の末裔(と言われており)で当世の英雄、婿にとっても遜色ない人物だと思うが・・・そう喬国老が呉国太の顔色を伺うと彼女は、劉備にはまだ会ったことがなくどのような人物かも分からない、明日甘露寺で彼に会い気にいれば結婚させる、もし気に入らなかったら孫権の好きなようにすればよい、と言います。
孫権はしぶしぶ承諾しました。

自室に戻ってきた孫権は呉国太が劉備を気に入らなければ良いがもし気に入ったら劉備が弟になってしまうのだと嘆きます。
すると呂範は、劉備は50歳だが妹御は若くて美しい、呉国太が劉備を気に入るはずがない・・・と慰めます。
しばらく考えた後、孫権は呉国太の気持ちがどうであれ甘露寺に兵を潜ませ、隙があったら趙雲もろとも劉備を殺してしまうように命じるのでした。

翌日の甘露寺での会見を前に眠れぬ夜を過ごしていた男がいました。
もちろん当の劉備です。
鏡を見つめ、すっかり老け込んだ自分の顔を見つめていました。
こんな年老いた自分に呉国太は若い娘を嫁がせる気になるだろうか・・・と不安に思っていたのです。
そしてそれを励ます趙雲も実は会見というのは罠でひっそり暗殺されるのではないかと別の不安を抱いていたのです。
二人はそれぞれの不安を抱き眠れぬまま朝を迎えるのでした。

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[ 2007/01/29 23:22 ] 三国志91~ | TB(0) | CM(10)
三国志


私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
第一話から読む場合はクリック
ちゃんとしたものを読みたい方にはこちらをお薦めします。
■三国志演義
■吉川三国志
■北方三国志
■横山三国志(漫画)

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