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三国志60 孫仲謀の憂いの巻 

その頃、呉では曹操から降伏して共に劉備を討つように書かれた書面が届いていました。
それをうけて孫権の幕僚達の間では抗戦派と降伏派とでもめていたのです。
若き君主孫権は迷っていました。

そこへ魯粛が孔明を連れて帰ってきたのでした。
しかし、孫権の幕僚達は孔明が孫権に曹操を討つよう仕向けにきたに違いないと反発します。(事実その通り。)
魯粛は事前に孔明に孫権の前で曹操軍が大軍だということを言わないようにと何度も口止めをしていました。
しかし孔明は幕僚達の前で曹操軍は百万であることをあっさりばらし、さっさと曹操に降伏した方がよいと逆にすすめるのです。
それが腑に落ちない孫権はじゃあなんで劉備は曹操に降伏しないのかと問い詰めます。
すると孔明は我が君(劉備)は漢王室の末裔であり、例え勝ち目がなくとも逆賊に降伏などせず最期まで戦うところが孫将軍とはちがうのだというのです。
これに対して怒ったのは孫権です。
なんだかバカにされたかのようです。
怒りのあまり奥へ引っ込んでしまいました。

慌てたのは魯粛です。
孫権の怒りを買えば同盟どころかこのまま呉で孔明が処刑されてしまうこともあるのですから。
魯粛が孫権を怒らせた孔明を攻めると孔明は本当は曹操を破る策もあるのだが、孫将軍がそれを用いる気があるのか試してみたのだ・・・とにこやかに答えるのでした。

それを魯粛が孫権に報告すると孫権は短気になってしまった自分を恥じ、改めて孔明の元へ出向きます。
そこで初めて孔明は曹操軍は百万といっているが実質はもっと少ないということ、兵の大半は袁紹と荊州の兵で心から曹操に忠誠を誓っているわけではないこと、しかも遠路の出兵で疲れており、水軍に不慣れであることなどを告げます。
それを聞いた孫権は一旦挙兵を決意します。

ところがそれを聞いた降伏派の幕僚達は猛反対します。
独裁派の曹操と違い呉は孫堅時代からの幕僚達の力が強い国でした。
それで孫権はまたまた迷ってしまいます。

そこへ呉国太(ごこくたい)がやってきました。
この呉国太は孫堅(孫権の父)の第二夫人でした。
孫権は第一夫人の子でしたが、第一夫人が亡くなる時に妹の呉国太を母と思うようにと言い残していたこともあり、孫権にとっては母同然の人でした。
孫権が悩んでいるのを知ると呉国太は兄の孫策の遺言を思い出させます。
孫策は亡くなる時に孫権に自分で決断できないことが起きた時は国内のことは張昭に、国外のことは周瑜に相談するようにと言い残していたのです。
それを思い出した孫権は早速ハ陽湖で水軍の訓練をしている周瑜を呼び寄せるのでした。

孔明が呉の幕僚達と対面した時、舌戦があったとされています。
しかし幕僚達は誰一人議論で孔明を打ち負かすことは出来なかったようです。
さすが口喧嘩無敗の男。(意味が分からない方はこちらを参照)
次回はいよいよ孔明が周瑜と対面です。

自分が孫権だったらどうしますか?
■なんせ曹操軍は大軍。もちろん降伏。
■相手が大軍でも戦う。(もちろん孔明と組んで)

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[ 2006/01/18 15:22 ] 三国志51~60 | TB(0) | CM(5)

三国志59 自信家諸葛孔明の巻 

劉備軍の姿を認め、追撃を速めた曹操の前に別の軍勢が現れました。
それは江夏の劉キに援軍を借りてきた関羽の軍だったのです。
曹操は関羽が待ち伏せしていたことを知ると孔明の罠を恐れてまた引き上げてしまいます。
関羽と合流した劉備は関羽が用意した船に乗り込み、無事江夏へ逃げることができたのでした。

このことにより、劉備を荊州から追い出すことに成功した曹操は江東の孫権を降伏させて天下を統一すべく、長江に軍を集めました。
その数85万。
曹操はこれを百万の大軍と称して攻めて来たのです。
そして自分に降伏して共に劉備を討つようにという書面を孫権に送ったのです。

その頃、江夏に無事逃げ延びた劉備たちは今後のことを話し合っていました。
百万と称する大軍で江東を攻めてきている曹操軍。
それには寡少すぎる劉備の軍。(借り物なので軍とも呼べない。)
すると孔明はひとまず呉の孫権と組み、曹操が孫権と戦っている間に力を蓄え、孫権が優勢になったら一緒に曹操を討ち取り荊州を手に入れ、曹操が優勢になったら隙を見て江南を手に入れると言います。
さらに孔明は、呉は南下する曹操軍に不安を覚えていずれこちらに使者を送って劉備と曹操の様子を探りにくるに違いない、使者が来たら自分がうまく言いくるめて呉に渡り、自分の三寸不爛 ( さんずんふらん ) の舌を使って孫権が降伏せず曹操と戦うように仕向けてくると自信ありげです。
それを聞いた劉備たちはそんなにうまくいくか??・・・といぶかしがります。

するとそこへ本当に呉の孫権の使者が来たという報告が入るのです。
孫権の使者は魯粛(字は子敬)という文官でした。
劉備と対面した魯粛は孔明の予想通り、曹操の軍について聞いてきます。
すると孔明は曹操の考えは全て分かっているのだがなんせ力が足りないので今はこうして江夏に難を逃れているのだといいます。
それを聞いた魯粛は劉備(と世に名高い孔明)が孫権と手を結べば有利になると考え、同盟をもちかけます。
しかし孔明が、でもこれまで孫将軍とは親交がないから・・・と不安がってみせ、それだったら自分が孫権に引き合わせようと魯粛に言わせてしまうのでした。
それを黙って聞いていた(次から次へと孔明の言ったとおりになっていくのでただ驚いていた)劉備は我に返り、孔明が自分の元を離れることについて不安を訴えます。
もし同盟に失敗したら敵となる劉備の軍師としてそのまま呉で殺されてしまうでしょう。
しかし、孔明は自信ありげに自分のことは大丈夫だから心配ないと不安げな劉備たちを残して魯粛と共にさっさと呉に旅立ってしまうのでした。

アタシはこの頃の孔明の憎らしいほど自信過剰なところが大好きです。
でも自信家過ぎてなんだか不安にもなるんですけどね。
次回からはしばらく劉備から離れて呉の話です。
孔明についての感想はどっち?
■孔明に任せておけばなんの心配もない。
■そんなにうまくいくか??

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[ 2006/01/15 00:56 ] 三国志51~60 | TB(0) | CM(7)

三国志58 長坂橋の張翼徳の巻 

その頃張飛は長坂橋で馬に乗ったまま一人曹操軍を待ち構えていました。
趙雲を追いかけてきた曹操軍は立ち止まります。
曹操が様子を伺うと張飛の後ろの丘の向こうからたくさんの土煙が立ち上っていました。
それを見た曹操はこれまで孔明の計にかかった経験から張飛の後ろには孔明が罠として伏兵を置いているのではないかと警戒するのです

その上張飛が大声で『燕人張飛ここにあり!!一騎打ちをしたいものは出て来い!!』としきりに怒鳴ります。
その声は地響きのように震えわたり、彼のその様子はまるで鬼神のようです。
曹操軍の記憶に以前関羽が投降して曹操軍にいた時のことが浮かびます。
『弟の張飛だったら百万の敵軍の中から大将の首を取ることなど、袋の中の物を取るがごとくであろう』と言った関羽。
顔良・文醜を討ったあの関羽より強い(らしい)張飛が今目の前にいて、一騎打ちをしきりに誘っているのです。
自分から進み出るものは誰もいませんでした。
それどころか、張飛のそのあまりの恐ろしさに曹操軍の部下の一人が口からなにやら吐いたかと思うと馬から落ちてそのまま死んでしまったのです。
それを見て驚いた曹操軍は次々と逃げ出します。
曹操自身も伏兵を恐れてそのまま攻めることができずに結局曹操軍はひとまず退却するのです。

張飛は戦わずして曹操軍をひかせたのでした。
実は張飛は孔明に少し影響されていました。
戦いには知も必要だということに気づいたのです。
それで曹操が来る前に自分の部下に馬の尻に枝をつけて走らせて土煙をあげさせ、さも伏兵が隠れているかのように見せていたのでした。

しかし、張飛はひとつ失敗をしてしまいました。
そのまま何もせず劉備の元に戻っていればよかったのです。
曹操がまたやってきても罠や伏兵を恐れてうかつに近づかなかったかもしれません。
しかし張飛は曹操たちが引き上げると曹操軍が渡って来れないようにとすぐ長坂橋に火をかけてしまったのです。
曹操は長坂橋が燃えているのを知るとこの先に罠がないのを悟り、すぐに橋をかけさせて追撃を始めます。
そしてとうとう劉備軍の姿を認められるところまで追いつくのでした。

最期のツメが少し甘かったですが、でも張飛もツワモノです。
曹操の大軍を一人で引かせたのですから。
攻められてたら終わりです。
さて、評価はどうしますか?
■大変よくできました。
■もう少し頑張りましょう。

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[ 2006/01/13 23:46 ] 三国志51~60 | TB(1) | CM(5)

三国志57 長坂波の戦いの巻 

趙雲が馬に乗るように言っても糜夫人は阿斗を連れて逃げるようにと言います。
するとそこを曹操軍の兵に見つかってしまいました。
趙雲は一人で曹操軍を追い払います。
ひととおり倒して夫人のところへ戻ってくると夫人の姿が見えません。
糜夫人は自分がいては趙雲と阿斗が逃げるのに足手まといになる、と自ら古井戸の中に飛び込んでしまったのでした。
趙雲は糜夫人を助けられなかったことを悔やみますが、感傷にひたっている暇はありません。
井戸の上に壁を倒して夫人の亡骸が曹操軍の手に渡らないようにすると阿斗を鎧の中にくるんで紐でしばり、四方八方から攻めてくる曹操軍の中を馬に乗って走りだしました。

趙雲は逃げながらも次から次へと攻めてくる曹操軍を倒していきます。
阿斗を抱え、槍を振り回し、手綱なんて持っていません。
脚で馬の体をはさみ自分の体を支えているのです。
そして遠くからこれを熱いまなざしで見ていた一人の男がいました。
もちろん曹操です。
遠くの方で馬に乗った若武者が自分の兵達を次々に倒していくのを見た曹操は
「あれは誰だ!?」
と部下に問います。
そして曹操の部下が慌てて趙雲のそばまで馬で駆け寄り、趙雲に名前を訊ねると趙雲は敵を倒しながらも
「常山(彼の出身地)の趙子龍だ!」
と叫ぶのです。
彼が趙雲だと知った曹操はもちろん彼が欲しくなり、自軍の兵に矢を射ることなく彼を生け捕りにしろと命じます。

しかしただでさえ強い趙雲。
生け捕りなんてことは難しく誰一人趙雲にかなうものはなく、そしてそのまま逃げられてしまうのでした・・・。

趙雲は長坂橋まで来ると、そこにいた張飛に後を頼み、そのまま劉備の元まで駆けつけます。
趙雲の姿に気づいた劉備は駆け寄ります。
趙雲のその顔、その体は鮮血で真っ赤です。
彼は事の次第を全て話し、糜夫人を助けられなかったことを劉備に詫びます。
そして阿斗を差し出すのです。
ところが阿斗の泣き声が聞こえません。
「途中まで泣いていらしたのに、もしやお守りできなかったのでは・・・?」
趙雲が不安に思った瞬間阿斗は目を覚まします。
なんと阿斗はあの戦闘の中を寝ていたのでした。

趙雲から息子を受け取った劉備は阿斗を投げ捨てます。
慌てて趙雲がそれを抱きとめると劉備はこんな子どもの為に優秀な武将が一人命を落とすところだった・・・と言って泣くのでした。
それは趙雲に対する最大の感謝であったに違いありません。
そして劉備のその気持ちに打たれた趙雲もまた涙を流すのでした・・・。

中国電視台の三国志のドラマではこの趙雲の戦闘シーンで『趙雲のテーマ』が流れます。
中国語ですが、「子龍~、子龍~♪」と言っているのが分かります。
趙雲ステキです♪♪♪(∇〃)

次回は長坂橋に残された張飛が趙雲を追いかけてきた曹操軍を追い払います。

今回趙雲が助けた阿斗は後に愚君になるため、趙雲が阿斗を助けたことについてのいろいろな意見が出ています。
さて、どっちに賛同しますか?
■後の蜀の為にも阿斗を助けなければ良かったのに。。。
■いやいや、やっぱりちゃんと助けてょ~~。

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[ 2006/01/11 22:22 ] 三国志51~60 | TB(0) | CM(5)

三国志56 長坂坡の趙子龍の巻 

その夜はまだ赤ん坊だった劉備の息子の阿斗(後の劉禅)がなかなか泣き止みませんでした。
生みの親の甘夫人から第二夫人の糜夫人が代わって抱いていました。
するとそこへいきなり曹操軍が攻め込んできたのです。
劉備は慌てて命からがら逃げ出します。
ひたすら逃げ回ってふと気がつくと周りには張飛を含む数名しかいませんでした。

そこへ部下が趙雲が裏切ったと報告しにきました。
趙雲が曹操軍の方へ走っていったのを見たというのです。
しかし劉備は趙雲に限ってそんなことをするはずがないといって信じません。
そしてそれを聞いていた張飛は怒り、真相を確かめるために劉備が止めるのも聞かずに趙雲を探しに行くのです。

すると目の前に甘夫人を連れた趙雲が現れるではありませんか。
趙雲は甘夫人を張飛に頼むと今度は糜夫人と阿斗を探す為に一人曹操軍の中に戻っていくのでした。
趙雲は劉備に家族を任されていたのに夫人達とはぐれてしまったため、責任を感じて曹操軍の中を探し回っていたのです。
張飛は趙雲を疑ったことを反省します。

しばらくして趙雲は糜夫人と阿斗を見つけます。
しかし糜夫人は足に大怪我を負っていました。
趙雲は糜夫人に自分の馬に乗るように言いますが、夫人はそれではこの曹操軍の中を逃げ切れない、自分はこの傷でもう逃げ切れないから阿斗だけを連れて行ってくれるように頼みます。
当時劉備の子どもは阿斗だけだったのです。
阿斗は大事な跡取りだったのでした。
しかし夫人を置いてはいけません。
するとそこを曹操軍の兵達に見つかってしまいました。
どうする、趙雲!

おそらく一頭の馬に大人二人+赤ん坊、あるいは夫人に馬に乗ってもらい趙雲が徒歩、だった場合スピードが遅くなって逃げられないということだったのだろうと思います。
曹操軍の中を突破しなければいけないのですから。。。

今回の話の中で注目されているのは劉備の言動です。
彼は趙雲が裏切った、曹操軍の方へ走っていくのを見たと言われたにもかかわらず、趙雲にかぎってそんなことをするはずないと報告よりも趙雲を信用するのです。
このように部下を信用する懐の深さも上にたつ者にとっては必要な要素なんでしょうか。
しかし、三国志には信用してても裏切られるシーンが多々あったりしますけど(-_-;)

どっちが悲しい?
■裏切られる方が悲しい。
■裏切る方が悲しい。

次回は有名な長坂坡の戦い。
趙雲の最大の見せ場です。

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[ 2005/12/28 15:31 ] 三国志51~60 | TB(0) | CM(4)
三国志


私がここで書いているものは三国志演義を元にした簡単なだいたいのストーリーであり、大幅に省略されています。
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